後見 啓発活動

私は、成年後見に関する講演を数多く引き受けている。判断能力の低下した高齢者・障害者を支援する手段として、成年後見制度は、まだ市民に浸透しておらず、高齢者・障害者の権利擁護を考えると啓発活動が不可欠だ。私は日夜「成年後見の布教活動」を実践していると言ってもよい。

　特に、毎年秋にＪＲ東神奈川駅の隣にある「かなっくホール」（定員300人）で開催される神奈川区（横浜市）が主催する啓発活動は、毎年多くの観客（？）を動員し、好評を博している。

[>] 4年前：単独ライブ
　成年後見の制度説明を、具体的な例を示しながらした。各所にギャグを散りばめ、要所要所で爆笑をとる。熱狂のライブ。

[>] 3年前：講談師とのコラボ
　前半は神田織音さんの「成年後見講談」。ナオト君の話は涙を誘う。後半は、私の制度説明。爆笑の連続。

[>] 2年前：落語家とのコラボ
　前半、桂ひな太郎さんの「成年後見落語」。後半、私の落語のような制度解説。ひな太郎さんが前座、私がトリを。波のように押し寄せる大爆笑。

[>] 去年：一般人とのコラボ
　前半、一般市民の方が、自分の母親の後見申立を題材に苦労談。後半、私の大喜利（？）制度解説。笑いの渦、ドッカン！

[>] 今年：漫才師とのコラボ
　そして、今年の秋は漫才師と。吉本の若手芸人と共演をする。どっちが笑いをとるか、火花が散ること必至。

　なんだか、芸の競い合いのような成年後見制度の啓発事業だ。
　しかし、いずれも超満員。万雷の拍手。
　芸人冥利に尽きる（えっ？）。

　来年は、イリュージョンとのコラボが見られるかも知れない。
　チャラ・ララララ・ラン（真珠の首飾り）の音楽に乗せて、舞台から私の体が消える。そして、成年後見制度のカイセツを。
　
　そんな、あほなぁ。

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